新入社員のY.Sです。学生時代、アルバイトなど様々な理由でつい夜更かしをしてしまうことが多くありました。夜更かしをした翌日は、注意力が散漫になったり、集中が続かなくなったり、様々な問題が発生しました。学生のうちは自由に使える時間が多くあるため、夜更かしをして睡眠負債を抱えてもそれを解消する機会が多くあったと思います。しかし、社会人となった現在自分が自由に使える時間は限られ、睡眠負債を解消することは難しくなり、規則正しい睡眠をとる習慣は社会人にとって必須スキルだと実感しました。本記事では睡眠の重要性について様々な側面から解説していこうと思います。
睡眠不足は、作業効率を低下させ、生産性の低下に繋がります。また、事故やヒューマンエラーの危険性を高める危険性があります。実際に夜更かしをした翌日の自分の生産性を振り返ってみても決してよいものとは言えず、迫りくる睡魔と闘いながらの作業を強いられることなります。特に新人研修は覚えなければいけないことが多く、集中力がより必要になる期間です。日中の集中力維持のためにも十分な睡眠が必要になるでしょう
睡眠による休養は心の健康にもつながります。夜更かしが続き規則正しい睡眠がとれないと、心身の回復感を得られなくなり、大きなストレスを抱えることになります。
また睡眠負債を抱えると休日に過剰に睡眠をとってしまい、ストレス解消に必要な娯楽に使える時間が減り、その罪悪感からさらにストレスを抱える悪循環になってしまいます。
休養の質を高め、プライベートの時間を最大限に楽しむためにも、規則正しい睡眠が重要になるでしょう。
睡眠は身体の疲労を回復するためにも必要不可欠です。睡眠不足や質の悪化は生活習慣病のリスクを高めます。生活習慣病が原因で死亡する人は国民の約6割を占めています。健康な身体は働くうえで最も必要なものになります。さらに社会人には健康な労働量を提供する義務があり、健康悪化のリスクを抑えるためにも睡眠は重要となります。
睡眠が健康、ストレス、生産性に深く関係し、重要であることがこれまで解説で理解できたと思います。では実際に私が規則正しく十分な睡眠をとるためにどのようなことをしているのかを紹介します。
① 眠る以外ではる以外では布団に入らない。
自宅でくつろぐときに、ついベッドに寝転んでくつろいでしまうことがあります。それでは睡眠への切り替えがうまく行えず、ベッドに入っても寝付けない原因となります。そのためベッド=睡眠の意識をつけ睡眠への切り替えを行うために眠る以外では布団に入らないことを意識しています。
②自然音を再生する
上手く寝付けない時は様々な考えが頭によぎりかえって意識が覚醒してしまい、睡眠への焦りからさらに眠れなくなる悪循環に陥ります。そこで、雨や波などの自然音を再生しその音を効くことに意識を向けることで、不要な思考を排除でき自然と眠りにつくことができます。
③眠る体の向きを決めておく
眠りにつくための最適な体の位置をあらかじめ決めて置き習慣化することで、睡眠に効率良く入ることができます。
生活の基礎となる睡眠を充実させることは、心身ともに健康を保ち自分のパフォーマンスを最大限発揮するためにとても重要なものになります。睡眠が生活に及ぼす影響は今回解説したもの以外にも沢山あり、研究段階で因果関係が不確かなものもあります。しかし、良い睡眠は良い人生をもたらすことは間違いありません。睡眠について正しい知識を身に着け、自分の睡眠をコントロールし、公私ともに充実した生活を送りましょう。
【参考文献】
2014年3月、厚生労働省健康局「健康づくりのための睡眠指針2014」
(2022年3月31日アクセス)