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初頭効果を採用に活かす

作成者: sakae recruiting team|2023.1.24

就職活動における面接は、「第一印象が重要だ」と考えている人が多いと思います。第一印象は記憶に残りやすく、その人の印象を決めやすいものです。限られた時間の中で自分を表現し、面接官の方に理解してもらうためには第一印象は良くしておきたいですよね?今回は第一印象の心理効果について説明します。

初頭効果を採用面接に活かしてみよう。

初頭効果とは

心理学の用語に「初頭効果」というものがあります。ポーランド出身の心理学者、ソロモン・アッシュの実験によって提唱された効果です。
二人の人物の性格を説明し、それを読んでどのような印象をもったかを答えてもらうという実験です。

Aさん:頭がいい、用心深い、頑固、短気、頼もしい、嫉妬深い
Bさん:嫉妬深い、頼もしい、頑固、用心深い、短気、頭がいい

結果:BさんよりAさんの方に好感を持つ

全く同じ形容詞を順番を変えて羅列しただけですが、Aさんにはポジティブな印象を、Bさんにはネガティブな印象を持ったことが分かります。
このように、先に提示された性質は、後で提示された性質を打ち消すほど強い印象を与えるということを「初頭効果」と呼びます。

採用面接に置き換えて考えてみよう

では、面接に置き換えてみましょう。面接の場で初めて顔を合わせる面接官は、その場であなたの第一印象を決定します。そして、その印象は色濃く残るはずです。後で第一印象とは異なる振る舞いをしても、一度刻まれた第一印象を変えるのは難しいです。
だからこそ、第一印象は良くするに越したことはありません。身なりや言葉遣いなどの理由で、マイナスイメージを持たれてしまうのはもったいなくないですか?
就職活動の中で自己PRすることもあると思いますが、一番強調したいことを一番最初に持ってくることが鉄則だそうです。参考にしてみてはいかがでしょうか。