「人手不足を解消したいが、ウチの製品は複雑で…」
「ロボットに興味はあるけど、本当にうまくいくか分からないと、怖くて投資できない」
モノづくりの現場では、日々こうした切実な声が聞こえてきます。サカエは、そんなお客様の不安や疑問に「机上の空論」ではお答えしません。
お客様の製品(ワーク)を実際にお持ちいただき、その場で見て、触って、試せるロボットデモルーム。それが、「トライセンター」です。
この記事では、サカエの課題解決の最前線であるトライセンターが、どのようにしてお客様の「できないかも」を「できる!」に変えているのかをご紹介します。
トライセンターは、単なるショールームではありません。お客様が実際に製造しているワークをお預かりし、産業用ロボットを使って「掴めるか」「運べるか」「組み立てられるか」といった一連の動作を、お客様の目の前でテストする「実践的な実験室」です。
●目的: お客様の自動化に関する課題や要望に対し、実現可能性を具体的に検証する。
●価値: 高価な設備投資の前に、リスクなく導入効果をシミュレーションできる。
言葉や資料だけでは伝わらないロボットの動きやスピード、精度を肌で感じていただくことで、お客様は安心して次のステップに進むことができるのです。
↓産業用ロボット実機
お客様からご相談をいただいてから、実際にトライセンターで課題を解決するまでのプロセスを、ステップ・バイ・ステップでご紹介します。
【STEP1:ヒアリング】お客様の「困った」を徹底的に聞く
まずは営業担当が、お客様の現状の課題、自動化したい工程、予算などを詳しくお伺いします。ここで本質的な課題を捉えることが、最適なテストの鍵となります。
【STEP2:プランニング】社内チームで知恵を絞る
営業担当が持ち帰った課題を基に、技術担当を交えてテスト計画を練ります。「このワークなら、このロボットハンドが最適ではないか」「この動きを実現するには、こんな周辺機器が必要だ」など、最適なデモ内容を設計します。
【STEP3:実践】お客様立ち会いの下で、いざトライ!
お客様にトライセンターへお越しいただき、いよいよテスト本番。目の前でロボットが自社のワークを掴み、正確に動く様子は圧巻です。成功した時は、お客様から思わず「おおっ!」と歓声が上がることも。この瞬間こそ、私たちの提案が価値に変わる瞬間です。
【STEP4:提案】確信を持って、未来を描く
テスト結果を基に、具体的な設備構成や導入効果を算出し、お客様に最適なソリューションとしてご提案します。トライセンターでの成功体験があるからこそ、私たちの提案には揺るぎない説得力が生まれます。
トライセンターを運営する営業担当の先輩に、この仕事の面白さや難しさについて聞いてみました。
Q. トライセンターでの仕事の、一番のやりがいは何ですか?
A. お客様が「長年の課題だったんだよ」と諦めかけていたことが、目の前で実現できた時の、お客様の驚きと笑顔を見ることですね。「サカエさんに相談してよかった」と言っていただけるのが何よりの喜びです。
Q. どんなスキルが活かせますか?
A. お客様の本当の課題を引き出す「傾聴力」と、社内の技術担当やメーカーと連携する「コミュニケーション能力」が大切です。もちろん、ロボットや機械が好きという「好奇心」があれば、どんどん知識を吸収できて最高に面白い仕事だと思います。
トライセンターは、単なる設備ではありません。
▼お客様の課題に、どこまでも真摯に向き合う**「伴走力」**
▼モノを売るだけでなく、コトを解決する**「技術力」**
▼やってみなければ分からないことに、果敢に挑む**「挑戦心」**
これらサカエの価値観を体現した場所なのです。
私たちの仲間になるということは、こうした環境で、お客様の未来を創る仕事に挑戦できるということです。
技術で、アイデアで、誰かの「困った」を解決したい。
そんな熱い想いを持つあなたと、このトライセンターでお会いできるのを楽しみにしています。