大半の新入社員にとって、「営業」は初めての経験です。新しいことを始めるのってドキドキしますよね。「お客様とのコミュニケーションはうまく取れるかな…」、「商品について聞かれたら答えられるかな…」、「お客様に怒られてしまったらどうしよう」など不安に思っている新入社員はたくさんいます。しかし、不安があるのは誰でも同じ。みんな数年前(または数十年前…笑)に経験しています!
今回は、「営業の仕事は不安だな…」と感じている方に、サカエの営業が行っているロールプレイング研修、通称「ロープレ」についてお話しします。
新入社員は5月下旬から営業部に配属になり、事務処理作業や受電方法について学びます。
9月下旬にはそれぞれが担当のお客様を持つようになるのですが、いきなり「○○に営業行ってこい!」なんてことはありませんのでご安心を!
ただ、先輩を見ているだけでは上手になりません。営業動向を通してなんとなく分かったつもりでいたけれど、実際にお客様の前で話すと全然上手に話せなかった…なんて可能性も。お客様によっては予想していなかった質問がとんでくることもあります。頭では分かっていても、それを分かりやすく説明するのって意外と難しいものです。ましてや商品知識もない新入社員ならなおさらです。
そこでサカエでは、毎日若手社員のロープレを実施しています。ロープレとはrole-playing(ロールプレイング)の略です。商談中に経験するであろう場面を想定し、先輩社員がお客様の役割を演じてみることで課題を明確化し、スキルアップさせるための研修方法です。
サカエ社内では、先輩社員に「○○(お客様)に△△(商品)について紹介したい。」と伝えてロープレを実施してもらっています。
先輩社員はお客様の仕事内容や要望等から想定される質問をして、新入社員はそれに回答したり、「ここをもう少し丁寧に説明したほうがいい」とか、「成功事例を伝えると分かりやすい」というようなアドバイスをもらって、実際の営業活動に活かしています。
ロープレのメリットはたくさんありますが、新入社員にとっては営業トークや商談の場に慣れるという点が大きいと思います。どのように会話が始まり、どのような手順で商品を紹介して、どんな資料があると効果的なのか。これまでの研修を通してインプットしてきた知識を、先輩を前にアウトプットしています。本番前のリハーサルといったところでしょうか。しっかりリハーサルして本番に臨めば、新入社員でも大丈夫!一緒に成長していきましょう!