INTERVIEW NO. 10 T. O.   2006年入社・総務/文化政策学部卒業
何気ない出会いから、入社へ。 就職活動中、合同説明会のブースをのぞいたのが、サカエとの出会いでした。当時は、業種や職種に強いこだわりはなく、それよりも人間関係の良い職場で長く働きたいな、ということを、ぼんやりと思っていました。

その場では、あまりピンと来なかったのですが、サカエの担当者に「ぜひ会社においでよ」と誘われ、とりあえず見に行くことにしたのです。実際に社内の雰囲気やスタッフの人たちの人柄を間近で見て、ごく自然に「この会社がいいな」と感じたのを覚えています。今振り返ると、本当に何気ない出会いでしたね。
社内のあらゆる課題を引き受ける。 入社して3年ほどは営業部にいましたが、その後、本社の総務部に異動。以来、社内向けのあらゆる業務を担当しています。具体的には、社内システムの整備や採用活動、ホームページの更新に備品の管理などですが、他にもいろいろとありすぎて、一言では説明できません。名刺にも「社内相談窓口」という肩書きを載せているほどで(笑)、とにかく社内の中で何かあれば、声をかけられるという感じでしょうか。
じっくり観察して、見えてくること。 取り組むべき課題については、社長から直接依頼を受けることもありますが、日々、社内の様子を観察することで、おのずと見えてくることもあります。

例えば、遅くまで残っているスタッフがいれば、何にそんなに時間がかかっているのか、少し気にして見てみたり、本人に話を聞いたりして、そこから問題点を見つけていきます。原因は、業務の流れかもしれないし、システム的なことかもしれない。または本人のやり方の問題かもしれません。注意深く観察して気を配っていることが、大切ですね。
特に若手の子たちは遠慮をして相談しづらいと思うので、こちらから「最近どう?」と話しかけるようにしています。他愛もないことを話しながら、困っていることはないか、会話の中で聞き出していくのです。

休憩時によく、会社の裏にある自販機にコーヒーを買いに行くのですが、だいたい誰か後輩をつかまえて、雑談をするようにしていますね。毎回、コーヒーをおごるハメになるのですが(笑)。
最新技術と個人スキルの、最適解をさがす。 ここ数年は、社内のパソコン業務を自動化するソフトを導入して、業務の効率化を進めていますが、一番の課題は社員全員のITスキルの底上げ。システムやソフトを使いこなせてこそ、その恩恵にあずかれるのですが、人によってレベル差があるのが悩みどころです。

ベテランスタッフは、パソコンというだけで毛嫌いしてしまう人もいます。若手も、スマホは慣れているのにパソコンはあまり使ったことがないというパターンも多くて、意外とハードルが高い。社内勉強会を開いたり、より使いやすいように環境をととのえたり、いろいろと試行錯誤しているところです。
自分の大好きなことを、続ける。 プライベートでは、もうずっとスケートボードを続けています。中学卒業の頃からなので、かれこれ20年以上でしょうか。趣味以上、「人生そのもの」と言ってもいいほど、時間も情熱も注いでいますね。最近はスケボーで滑る様子を動画に撮影して作品に仕上げ、上映会を開催したりしています。

社会人になってからも変わらず自分の好きなことに打ち込める環境は、貴重なんじゃないかと思います。
人生を豊かにする、多様な人々との時間。 スケボーは、技の難易度もありますが、それよりも「スタイル」や「カッコよさ」が大事。簡単なことをしていても「カッコいい!」と評価されることもあれば、その逆もあります。僕にとって、スケボーそのものもすごく好きですが、それに関わるカルチャーが、すごく魅力的で奥深いんですよね。

そして、スケボーを通して出会う仲間たちも、個性的で面白い人たちばかり。会社とはまるで別世界ですが、会社の仲間とスケボーの仲間、両方がいることで、人生がすごく豊かになっている気がします。
総務は、社内に向けた営業活動。 入社して最初に経験した営業と、現在の総務。まったく別の仕事に見えますが、僕としては総務も社内向けではあるけれど、「営業」だと思っています。

ただ、営業は常にお客さま本位で動くことが求められるのに対し、総務の仕事はより主体的に、自分のタイミングで動くことができる。その分、判断力も問われますが、さまざまなタスクを自分でコントロールしながら進めていくことは、社外のお客さま相手の営業とは、また違った「やりがい」がありますね。
僕にとってのお客さまは、社員全員。生産性高く働くことで、会社の収益も上がりますが、勤務時間が短くなれば、働く僕たちも家族との時間を楽しんだり、趣味に打ち込んだり、より豊かな毎日を送ることができます。自分の仕事を通して、社員みんなが「ずっと働きたい」と思える環境をつくれたら、と思います。

入社当時から、自分が働く上で一番大切だと思っていること、そして、サカエという組織の良さでもある「長く働ける職場」。総務の仕事で、それが思いがけず自分の手に委ねられたことは、まさに「使命」だと感じています。
END of INTERVIEW
Careers
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SAKAE サカエでのキャリア
2006/4〜2006/9 本社にて入荷・配送業務を担当。営業の基本となる、お客さまや商品の知識を習得する。
2006/10〜2009/3 本社営業部に配属となる。メインユーザーを担当し、営業の業務をひと通り経験する。
2009/4〜現在 総務部に異動。採用、社内システムをはじめ、社内向けのさまざまな業務を担当する。

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