長期インターン生の営業同行活動報告
みなさん、こんにちは、もしくは、こんばんは。サカエにて長期インターンに来ているSとTです。
私たちはサカエでのインターン活動の中で営業同行をさせていただきました。約二週間の間で全16社の企業にインタビューを行いました。
そこでは普段の生活では知りえない産業の実態を目の当たりにすることが出来、とても貴重な経験になりました。その活動内容をご報告させていただきます。
実際に訪れた企業、興味を持った製品
自動車部品、楽器、プリンター、ペン先、ホイール、バイク用マフラー、食品、工業機器緩衝材、機械要素部品、システム開発…など、様々な企業様を訪問させてもらいました。
今回の営業同行の中で興味を持ったものはペン先を製造している会社でした。
その理由はもともとは別の製品を製造しており、その技術を応用してペン先製造を始め、今では世界シェアの5割を占めているということ。また、その企業が私たちの暮らす浜松市にあることにとても衝撃を受けました。
もう一つ、興味を持ったところはプリンター製造会社に行った際にそこのプリンターはたった一台で印刷と同時にイラストや文字などの輪郭を切り抜くことができると聞いて凄い技術力だなと思いました。
営業同行先でよく出た課題
最も多かった課題は人手不足で毎年会社に入る新卒の人が減っているのもそうです。特に、30代くらいの会社で即戦力になれるいわば中途採用で入ってくる人が減ってしまっているというのが一番多く出ていた課題でした。深刻な人手不足が始まっていることはニュースや記事でみるだけではなくではなく、実際自分の地元の企業にも迫っている問題だと実感できました。
サカエの魅力
サカエの魅力について取引先企業の方々に尋ねたところ「サカエは専門家がいるからいろいろな相談を一貫してしやすい」という意見と「取扱品の幅が広いことから、困ったらとりあえずすぐにに相談できる」と教えていただきました。
実際にサカエの企業案内パンフレットを見ると図面のない機械の図面起こしから、人材育成や技術伝承のサポートも行っており、提案できるモノ・コトの多さに衝撃を受けました。
営業同行を通じて学んだもの
今回の営業同行で学んだことは、どうやったらお客さんに自分の紹介したい商品に興味をもってもらうかや、お客さんに対するしゃべり方などのさまざまな営業テクニックを学びました。
基礎研修から事務のお仕事、ターミナル配送、営業に参加したことで商品の流れや、商社の社会的存在価値について実際にモノに触り届け、営業・提案をすることで確実に理解が深まってきている実感があります。
また、営業の方々にはそれぞれのスタンスがあり、話すスピードや提案の仕方、時間の管理、アポなどの約束事の取り付けの仕方などをなぜそうするのかを実際の仕事を通して教えていただくことができ、営業のコツや仕事内容だけでなく、社会人スキルについても学ぶことができました。
そしてインタビューを行ったことで学べたこともありました。インタビュー内容の中にあった「サカエの魅力」について尋ねたところ、多くの回答が「専門家がいることでいろいろなことを一貫して頼みやすい」という意見をいただきました。実際に電気関係専門の仙道さんと同行する機会があり、話している内容やお客様とのやり取りの中で、普通の人と比べてはるかに多い知識量やそこから提案している姿を見聞きして、専門家の重要性について理解することができました。今回の貴重な体験を今後のレポート活動にも活用していきたいと考えています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。