【サカエの地域貢献】「知る」ことから始めよう。
ブラインドサッカーチーム「FCコレチーボ」を応援する理由



はじめに
こんにちは。株式会社サカエです。
私たちサカエは、静岡・遠州地域に根差す技術商社として、地域のものづくり企業を支えるだけでなく、私たちが事業を行うこの「地域社会」そのものに貢献していくことも、企業の大切な使命だと考えています。
今回は、その地域貢献活動の一環として、私たちが協賛パートナーを務めるブラインドサッカーチーム「FCコレチーボ」様への理解を深めるために実施した、社内体験会の様子をご紹介します。
「応援」を、本気にするために
サカエは現在、浜松市を拠点に活動するブラインドサッカーチーム「FCコレチーボ」様を協賛パートナーとして応援しています。
ですが、「協賛金をお渡しして終わり」では、本当の応援とは言えません。 「私たちが応援している選手たちは、どんな競技に日々取り組んでいるのか?」 「ブラインドサッカーとは、そもそもどんなスポーツなのか?」
まずは私たち自身が「知る」ことこそが、本当の意味で地域社会と共に歩む第一歩だと考え、先日10月3日の全体会議の場で、全社員参加の「ブラインドサッカー体験会」を実施しました。
「音」だけを頼りにする世界
体験会では、FCコレチーボ様から実際に競技で使われる「音の鳴るボール」をお借りしました。
代表的なワークは、数名の社員が輪になり、目隠し(アイマスク)をした1名の社員が輪の中に入ります。輪にいる人が鳴らすボールの「音」だけを頼りに、ボールを触りに行くというもの。
普段、私たちは情報の8割以上を「視覚」から得ていると言われます。 その視覚を完全に遮断された状態は、私たちが想像していた以上に不安で、難しいものでした。
・「シャカシャカ」というボールの音は、周囲のわずかな物音や話し声で、すぐにかき消されてしまう。
・音がどこで鳴っているのか、方向や距離感がまったく掴めない。
・「こっちだよ!」という仲間の声も、目隠しをしていると「こっち」がどちらなのか分からない。
体験した社員からは、「たった数分間なのに、とても長く感じた」「不安で一歩を踏み出すのが怖かった」という声が次々と上がりました。
「知る」ことで、「尊敬」と「本当の応援」が生まれる
今回の体験会は、私たちに多くの「気づき」を与えてくれました。
それは、「視覚以外の感覚を研ぎ澄ますこと」や「的確な声かけで情報を補うこと」の重要性はもちろんですが、何よりも、
「この『音』と『声』だけを頼りに、あの広いフィールドを全力疾走し、パスを繋ぎ、シュートを放つFCコレチーボの選手の皆さんの技術、そして日々の努力は、どれほど凄いものなのか」
という、選手たちへの心の底からの「尊敬(リスペクト)」でした。
これからも、地域社会と共に
「知る」ことで、私たちの「応援」は、より具体的で、血の通ったものになります。
サカエは、単なるスポンサーとしてではなく、FCコレチーボ様の活動を全社で深く理解し、その挑戦を共に応援する「本物のパートナー」でありたいと考えています。
私たちはこれからも、地域社会の一員として、スポーツ振興や社会貢献活動に積極的に取り組み、浜松・遠州地域を盛り上げるお手伝いを続けてまいります。
頑張れ、FCコレチーボ!